人生において必ず
人や何かを「育てる」「育む」という
成長のための過程が
天から、宇宙から与えられます。
子を産み、子の親となる、
新たな命を産み、育てる、
という経験をされる方もいますし、
この社会において、
ご縁のある分野、環境に対して
あなたの時間や才能、何よりも愛を注ぎ
献身するという形で「育む」経験を
することもあるでしょう。
あなたが何かに、誰かに、愛を注ぐとき
成長のためにあなたが尽くすとき、
そのことによって実際には
あなた自身が多くを学び
あなた自身が大きく成長することになります。
何かを育てる、誰かを育てる、
という経験なしに得られない
成長の機会が人生にはあるのです。
ある程度の経験を積んだからとか
ある程度の年齢が来たから、
という理由ではなく、
あなた自身の成長のために、
親として、もしくは何らかの立場を通して
誰か、もしくは何かを育てていき
それによってあなたが大きく成長、
発展飛躍するという経験がやってきます。
あなたをそのように成長させてくれる
人や環境が必ずあなたの人生ににやってきます。
もしそのように、人であれ環境であれ、
相手の成長のために愛を注ぎ
献身するという機会がやってきているのであれば、
あなたの大きな成長のための機会が
来ているのだということを理解しましょう。
何かを育てるということは容易ではありません。
一筋縄ではいかない、
どれだけ心底尽くしても、
難しいと感じることが多いでしょう。
しかしそれこそが育むということであり、
育むことから得られることがあります。
大事なことは、無条件の愛を注ぐ、
見返りを期待しないということです。
相手の成長、相手の進化のプロセス、
そのタイミングや状態、
あなたが育てる対象に対して
完全なる無条件の愛を注ぐということです。
もしそこにあなたの期待が入り
こうでなければならない、という
あなたの概念による前提のもとに
教育しようとするのであれば、
それは完全なるあなたのエゴであり
コントロールです。
相手を自分の思う通りに成長させる、
あなたの思う通りの状態へと
変化させようという考えは、
本当の愛でもなく教育でもありません。
そもそもあなたの思い通りに
人や環境が結果としてなることはありません。
育む、教育ということは
惜しみない愛情を注ぐことであり、
それは結果的には、
あなたが相手に一切期待せず
相手なりの成長を見守り受け入れられるか、
期待やコントロールなしに、
相手のために完全に尽くすという
無条件の愛を体得できるかという
あなた自身への愛のレッスンなのです。
誰か、何かを育むという機会を
天から与えられたのであれば、
無条件の愛を体得するための貴重で重要な
機会を得たということなのです。
育む、人に尽くすことによって、
あなたは愛を知ることになるのです。
<by 女神イシスチャネラー 大谷マキ>
「子育てを通して親にしてもらう」
という表現がありますね。
人を教育するということ、
何かを育み成長のために尽力することは、
本当に容易ではなく、
覚悟、忍耐、愛を注ぎ続けること、
といったことが求められます。
確かに、育むという経験を通して
私たちは大きく成長できます。
自分の器を大きく育てることができます。
その経験なしに得られない
ありがたい成長の機会が
与えられているのですね。