果てしなく広がる山々、
そして田畑。
子供たちが明るい声を上げて
嬉しそうに元気に遊びまわる。
その子供たちを
いとおしく見つめる母親。
愛する家族を守る父親。
「母」というものは、
この地球の母なる女神、
マザーガイアとひとつです。
母の中に、地球の女神、
マザーガイアが現れます。
ここでいう「母」とは、
子供を出産し育てる経験を
している女性だけを
意味するわけではありません。
愛する子供たちを、
かけがえのない大切な命を、
暖かく包み込み、優しく抱擁し、
深く、深く、愛するとき、
そこに「母」という神性が現れます。
すべての命は「母」から生まれます。
「母」の神性とは、
女王としてこの地上に君臨する、
その尊厳を表します。
母の偉大さを、男性は騎士として
崇め、支え、称えるのです。
それによって、男性は
女神から恩恵を受けます。
子供たちは、
母の愛によって癒されます。
安心することができます。
母の愛に包まれて、子供たちは、
強く生きていくことができます。
もちろん父親にも、父性にも
大きな意味と役割があります。
ですが、母性という神性が、
すべての命をはぐくみ、
すべての命を癒し
成長を支える基盤となるのです。
男性の中にも母性的な
女性性があります。
内なる女性性が目覚めた男性は、
優しく深い愛で、忍耐強く、
人々やあらゆる物事の成長を
見守る力を持つようになります。
女性が内なる母性を生かせない時、
あるいは女性性のパワーや美しさを
受け入れられないとき、
女神としての真の自己を否定する時、
または、内なる男性性のエネルギーが
強すぎる状態の時、
本来あるべき状態から離れてしまい、
苦しむこととなります。
すべての存在の中で息づく母の愛、
母性という神性に、今、
目を向けてください。
生きとし生ける全ての命を守り育む、
それこそが母性であり、
母性を持って全てを愛し、
抱擁すること、
それこそが女王の姿なのです。
波一つない、穏やかな海のような
深い愛と慈悲を持ち、
優しさ溢れる母性を生きること、
それは真の強さなのです。
(by 女神イシスチャネラー 大谷マキ)
先日、イギリスのエリザベス女王が
逝去されましたね。
今この瞬間も、
ウェストミンスター寺院に
女王に最後のご挨拶をするために
多くの方が長い列をなしています。
今、世界中の多くの人々が
強く美しく、気高く生き抜いた
偉大な女王へ想いを馳せています。
そのような状況だからこそ、
女神イシスが「母性」について、
あるいは「女王」とは、
というテーマで、
語ってきたのかもしれません。
今朝、女神イシスは、
このメッセージと共に、
地球の女神マザーガイアが
地上に顕現したかのような、
全てを愛し、
全てを慈しみ、
全てを抱擁する、
やさしい微笑みを浮かべる
あたたかい母の姿と
その愛を見せてくださいました。
チャネリングをしている
私の全身が、母性に包まれ
至福の感覚で満たされました。
私たちの中にある「母性」を持って
全てを愛し抱擁すること。
それが全ての人に
必要なことなのですね。
内なる母性に目を向け、
その深い愛で人や全てに
関わっていきましょう。